縄文時代より1万年以上ものあいだ、
独自の生活文化を育んできた日本。
そこには、世界がまだ気づいていない、
豊かな物語を持つ〈デザイン〉があります。
NHK では、全国47 都道府県にある放送局の
ネットワークを駆使し、
第一線で活躍するクリエーターたちとともに
各地の生活文化のリサーチをはじめました。
雪国の暮らしを支えた山形の緞通、
新潟・佐渡の船大工が暮らした町並み、
世界最先端の富山のスポーツウエア、
山梨の繊維産業の起源というべき絹織物、
静岡の〈水辺〉の暮らしにある
名もない人々の工夫、
和歌山の博物学者・南方熊楠の
〈収集のデザイン〉、
岡山で作られるプロペラの合理的な美しさ、
福岡の祭り〈博多祇園山笠〉がつなぐもの…。
「これもデザインと呼ぶの?」と
疑問を持つものがあるかもしれません。
そう、どれも、日本の普通の生活の中に
あるものばかりです。
しかし、クリエーターたちにとっては、触発され、
わくわくした気持ちになって次のおもしろい物を
組み立てる原動力になるものです。
それらをわたしたちは〈デザインの宝物〉と呼び、
その背後にある物語とあわせて
番組や展覧会で紹介します。
番組や展覧会をきっかけに、
それぞれが自分の身の回りにある
〈デザインの宝物〉を探しはじめるとしたら、
毎日は喜びと驚きに満ちたものに
変わるのではないでしょうか。
さあ、13 人のクリエーターたちと一緒に
〈デザインの宝探しの旅〉にでかけましょう。












